「DJ選曲術」
あまり誇れることではないが、僕はほとんど本を読まない。
自己啓発本とかはお金の無駄だと思ってしまうし、小説は最後まで興味が続かない。
それに、大体途中で寝てしまう。
先日家を掃除していて、数年前によく読んでいたものの、3年前に愛知に帰って来る引っ越しの段ボールへしまい込んでしまっていたある本が出てきた。
僕が、唯一最後まで寝ずに読めて、他の人にもおすすめしている(できる)本。
沖野修也さんの「DJ選曲術」。
タイトル通り、DJをする上での「選曲」にフォーカスした本。
DJとしてその道を極めた方のプレイリストの解説までご丁寧に載っています。
DJを趣味として始めた頃に、一緒にイベントをやっていたKEN$UKE君にこの本の存在を教えてもらった(たしか)。
テクニックの部分は機材をさわって練習するしか上手くならないけど、選曲は人のリスト見たりこの本を読めばポイントはつかめると。(おそらくそんなニュアンス)
ほんとその通りで、選曲する上で大事な部分が分かりやすく解説されている。
イベントをレギュラーでやってた頃は特に読み込んでいたし、初期のMIXを作るときには参考にしていた。
特に「似ている上に意外であることの難しさ」とか「アイデアの作り方」は本当にタメになったなぁ。
ありがたいことに、よく街コンや結婚式の二次会とかでBGM係を兼ねたDJをいくつか依頼されるのだが、思えばこの本で学んだ知識が生かされている。
気軽にクラブに行くことは少なくなってしまったのでもう必要としないかもしれないけど、じゃあブックオフに売りに行くかというと、なかなか愛着があって持っていけない。
今からDJを始める方や始めたばかりの方がいれば譲ってもいいんだけどそんな知り合いいないのでこのまま大切に持っててたまに読んだりするんだろうな。
Twitterとかで公開されてるDJイベントのセットリストとかを見ると、なぜその曲を選んだのかとか、どうしてその曲からあの曲へ繋いだのかっていう興味が沸いてきてそれを想像するのが楽しい。
逆もしかりで、その繋ぎはないだろみたいなものもちょくちょくあったり(笑)
まぁその人のそれなりの理由があるかもしれないのであまりアラ探しはしないんだけど。
ちなみに僕も十数本MIXをアップロードしてますがちゃんとこの選曲術に沿った選曲をしている。
(つもり)
最近あんまり作業してないけど、公開してるなかで一番新しいのは去年の日本の邦楽ロック、パンクをひとまとめにした一本。
2015年の曲縛りに加えて、それぞれに選曲した理由がいろいろありますが、長くなるので後日またエントリー書きます。
MIX気になった方は下記のリンクから!
他のMIXにも飛べますので暇潰しや作業用BGMにとうぞ。
最終的に自分のMIXの宣伝になってしまった。汗
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