BUSTED“Coming Home”
2015年11月に、10年ぶりのオリジナルメンバーによる再結成を果たしたBUSTED。
11年ぶりとなる新曲が公開された。
(フリーダウンロード!神!)
学生時代にハマり、洋楽のCDを初めて買ったバンド。
当時は今みたいなSNSはなかったけど、ファンサイトのチャットやBBSを通じて、全国のファンとの交流が本当に楽しかった。
顔も住んでるところも知らなかったけど、メル友もたくさんできた。
1度しかなかった来日ツアーも、名古屋クラブクアトロへ見に行くことができた。
奇しくもちょうど12年前の5月8日。
もちろん、洋楽アーティストのライブははじめてだった。
彼らのキャッチーなメロディと爽やかなロックサウンドは、喜怒哀楽浮き沈みが激しかった学生当時、どんなときに聴いても力をくれた。
それでいてハモりがきれいなのを生かした泣きを誘うバラードまで歌えて、おまけに若いのだから、将来性も期待されていたのも頷ける。
90年代に一世を風靡したGreen DayやThe Offspring、blink-182に次ぐポップパンクシーンを担うバンドになるはずだったが、2005年1月解散。
その後は三人がそれぞれのバンドやソロを展開。
JamesのバンドSon Of Dorkは、BUSTEDの系統に近いポップパンクバンドだったが、1枚のアルバムリリースのみで解散(だったはず)
CharlieのバンドFightstarは、少しハードロックの要素が強く、骨太だけどメロディが繊細という稀有なバンドで、これはこれで好きだった。
あー、こういう音がやりたいから抜けたかったのかなって。
でもどれもBUSTEDほどインパクトはなくて、次第に他のバンドへ心が移っていった。
メンバーの脱退経緯からもう再結成はないものだとばかり思い、自分の中では学生時代のいい思い出としてほぼ封印していたバンドである。
そんな中、昨年秋、突然の再結成のニュース。
嬉しくて出勤途中の駅のホームでスマホを見ながら思わず声を出してしまった。
近くにいた人ごめんなさい。
経緯はあんまり気にしない。
これは日本の大御所バンドの再結成でもそう。
小銭稼ぎだろうが話題作りだろうが何でもいい。
2016年に、あのBUSTEDを聴きながら、
自分の家で日曜の休みを過ごせているなんて
1秒たりとも想像し得なかったことである。
これってすごいのよ、俺にとっては。
人にどれだけ説明したところで伝わらない。
が、それでも全然構わない。
彼らが離れていた間、シーンをとりまく環境はガラッと変わった。
特に海外ではもはやCDという媒体は大幅に減り、ショップはつぶれ、ダウンロードが主体となった。
EDMが全盛を迎え、ロックシーンも打ち込みを多用するバンドが増えた。
あのCOLDPLAYもMAROON 5も、2000年代前半は完全なギターロックバンドだった。
BUSTEDの今回のフリー曲も、リズムの打ち込みやシンセの音が多用され、昔のそれとは少し違って新鮮である。
でも、サビのハーモニーやツボをつくメロディは、まさにBUSTEDのそれだった。
まさに「Coming Home」である。
おかえり、BUSTED。
昔ほど精力的にDJとしての活動やライブ参戦は多くないけれど、一ファンとして今後の活動に注目していきたいと思います。
気になった方は下記リンクからチェックしてみてください。
これから、このサイトを使って、
気になる音楽の紹介や音楽ネタについて書いていけたらと思います。
続くといいな。。。
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